経営支援サービス(MAS)
中小企業の経営は、大企業のように「モノ・人・金」という経営資源が必ずしも豊富にあるというわけにはいきません。しかし、限られた資源をいかに有効に活用していくかで、大企業にはできない強みを発揮することができます。
そのためには、事業を展開していくうえで、自社の位置づけを明らかにし、会社の経営戦略(方向性)と、成果を生み出す戦術(方法)が明確であることが必要になります。そして、それらをどのように実行していくかということが現場での課題となってきます。
「経営計画を作ったのに、作っただけで終わってしまった」
「決めたことが、なかなか実行できない」
「事業構造の見直す必要性を感じ出した」
というような問題を解決するための推進役となるのが経営支援(MAS)サービスです。
1.経営戦略の策定、見直し
2.予算実績管理
3.PDCAサイクルの構築
この3つ視点によって、会社の方向性を明確にするとともに、成果を生み出す経営サイクルを築いていきます。
成長・発展していく軌道を描くうえで、重要になるのは、3つ目のPDCAサイクルです。
Plan → Do → Check → Action
(計画) (実行) (検証) (改善)
中小企業においては、3つ目のCheck(検証)がおろそかにされがちになるため、改善に結びつかないケースが見られます。
私たちは、経営資料をもとに、定期的に経営者・経営幹部の方と検証を繰り返す中で、会社の成長・発展の仕組みを作るお手伝いをしています。
売上分析による販売戦略の見直し
粗利益率の向上
運転資金の分析による資金繰りの改善
設備投資による投資効果の判断
融資・資金調達方法の検討
など、財務・収益構造の問題点に注目して、改善を行っていきましょう。
あなたの会社だけにある個別の問題も、問題の原因をしっかりと把握し、PDCAのサイクルを回していくことによって、問題は新たな価値となって会社の成長軌道を描く資産となっていきます。
重要なことは、収益と財務のつながりの中で問題の改善を行っていくことです。
収益構造を見直していく中で、現金(キャッシュ)をいかに増やしていくことができるかを考えていかなければなりません。収益と財務の構造を確認しながら、どんな外部環境の変化にも揺らがない強い体質の会社を築いていきましょう。
「キャッシュフロー経営」の実現は、経営サイクルをどれだけ回していくことができるかにかかっているのです。